昇降開合
「昇」とは上にあがっていく動き、「降」とは下に落ちていく動き、「開」とは中心から外に広がる動き、「合」は逆に中心に集まる動きです。
気功の運動は、どんなに複雑にみえても実はこの昇降開合という四つの動きの組み合わせでできています。
三環掌の「横環」を例にとってみましょう。
まず両手が胸の前まであがっていく、これが「昇」です。
次に左右に開いていく、これが「開」です。
そして開いた両手が体側に落ちていく、これが「降」、最後に下腹の前まで戻ってくる、これが「合」。
こうして昇降開合によって円運動が完成するわけです。
しかしすべての運動がこんなに典型的に進むわけではありません。
実際には非常に複雑な組み合わせとしてこれが進行していきます。
いま例にあげた横環も本当はあんなに単純なものではなく、「昇」の中に他の三つのすべてが含まれ、「開」にも同様にすべて入っているのです。
だから昇降開合と一口にいっても、それを本当に体得するのは大変なことです。
« 初心者向けの気功 | メイン | 昇降開合 2 »